Scalcom2024@フィジー

Bula(ブラ)!D1のろんぴんです!
12月にフィジーで開催されたScalcom2024に参加してきました!今回は助教の橋田先生、教授の川本先生とともに参加し、7つの国際会議(Scalcom, SWC, UIC, ATC, DigitalTwin, Metaverse, PCDS)が併催される大規模な学術イベントで、多分野の研究者たちと議論を交わす機会を得ました。リゾート地フィジーでの学会参加という非日常体験を、たっぷりとお伝えします!

・出発初日:研究室イベントから始まるハードスケジュール

11月30日は、研究室の合同駅伝大会に参加してからフィジーへの旅路に出発するという、慌ただしい一日でした。私は短距離区間を走り抜き、研究室の栄光を掴む瞬間に立ち会いました。その後、打ち上げにも軽く顔を出しつつ、羽田空港へ直行。羽田からシドニーを経由し、フィジーに到着したのは翌日の夕方でした。

(駅伝については別でブログにまとめられていますのでぜひ閲覧ください)

タクシーの運転手ベンと橋田先生

到着後、タクシーの交渉で少し苦労したものの、ナタドラビーチのリゾートホテルに無事到着。部屋のドアを開けると、目の前には青い海が広がっていました。この瞬間、長旅の疲れも一気に吹き飛び、南国の魅力に心を奪われました。

ホテルの周辺

・ホテルでのひととき:研究疲れを癒す南国ライフ

宿泊したホテルは、観光地として名高いナタドラビーチに位置し、部屋から直接ビーチに出られるという贅沢な環境でした。毎朝ビーチをランニングしたり、波の音を聞きながら砂浜でリラックスしたり、海水浴を楽しむなど、日本の冬では考えられないアクティビティを堪能しました。

ビーチランニング

砂の家

夕方のビーチ

ホテル併設のレストランでは、新鮮な海鮮パスタをオーシャンビューの中で味わう贅沢も。また、南国の星空を眺めながらの静かな時間は、日々の研究の疲れを癒す最高のひとときでした。最終日には3人で新鮮なロブスターに舌鼓を打ち、旅の締めくくりにふさわしいディナーとなりました。

海鮮パスタ

ロブスター

・学会参加:多様な分野との交流と刺激的な研究発表

いよいよ本題の学会についてです。会場はデナラウ島というフィジー屈指のリゾート地にあり、ホテルから車で1時間ほどの距離。リゾート特有ののんびりした空気の中、学術的な議論が繰り広げられるという独特の雰囲気でした。

学会会場のホテル併設プール

今回の学会では、私と橋田先生がそれぞれ発表を行いました。橋田先生の発表は特に高く評価され、なんとBest Paper Awardを受賞されました。この賞は、学会で特に注目された発表に贈られるもので、同じ研究室の一員として素直に嬉しく思いました。私の発表も無事に終わり、質問を受けながら新たな視点やフィードバックを得ることができました。こうした学会ならではの交流は、普段の研究活動では得られない貴重な機会です。

橋田先生の発表

私(ろんぴん)の発表

橋田先生のBest Paper Award受賞

また、複数の学会が併催されているため、普段触れることのない分野の発表も聞くことができました。例えば、レーダーとAIを用いた人体状況把握の研究などは、実機ベースの検証も並行して進めている私の研究にとって大いに参考になりました。他分野の研究者との意見交換も新鮮で、こうした多様性が併催型の学会の魅力だと実感しました。

学会中のディナーでは、他大学の学生や研究者たちと親交を深める機会もありました。特に、AIアプリケーションの開発や都市設計に携わる方々との会話は、自分の研究にはない視点を得る良い機会となりました。

法政大学の方々

ディナーの途中には現地のファイアーダンスのパフォーマンスがあり、学会の公式イベントとは思えないほどリラックスした雰囲気で楽しむことができました。異文化を肌で感じるこうした体験は、学術的な刺激とはまた違った心地よさを与えてくれました。

ファイアーダンス

・まとめ:フィジーでの学会参加を振り返って

今回のScalcom2024参加を通じて、南国リゾートという非日常の環境での学会参加という貴重な経験を得ました。リゾートの癒しと学術的な刺激が絶妙に調和し、自分自身の研究に対するモチベーションがさらに高まりました。現地の人々の明るさや温かさも印象的で、ぜひまた訪れたいと思える場所でした。ただし、蚊が非常に多いので虫よけ対策は必須です!

フィジーの魅力と学会の素晴らしさを少しでもお伝えできていれば幸いです。次回のブログもお楽しみに!

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